サハラをゆくモーリタニアの鉄道

モーリタニアの鉄道
サハラ砂漠を走るモーリタニアの鉄道 モーリタニア

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人口4万5千人ほどのモーリタニアの都市ズエラットから鉄鉱石などを積み込み、モーリタニア第二の都市ヌアディブまでの650キロメートルを14時間ほどで走る列車は、3両のディーゼル機関車が200両以上もの貨車を引いて走るという「世界で一番長い列車」として知られる。その長さは最長のもので実に3キロメートル以上にも及ぶという驚愕のスケール。この貨車には、車や荷物を載せるスペースなども設けられ、さらに一番後ろには一両客車も連結される。鉄鉱石と共に列車に揺られながら、旅人は列車でサハラ砂漠を越える。