リスボン 路面電車のある風景 ポルトガルの鉄道風景

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「七つの丘の街」とも呼ばれるように、リスボンは坂の多い町として知られる。そんなリスボンで路面電車(トラム )が走り始めたのは今から140年以上前の1873年のこと。初めは馬に引かれて走る馬車鉄道路線だったが、1901年には電車方式が取り入れられ、その後、全ての路線が電化されている。最盛期には28系統もの路線が運行されていたものの、日本などと同様、1950年代以降のモータリゼーションの隆盛により次第に邪魔者扱いされたトラムはいくつもの路線が廃止の憂き目に。現在、かろうじて残った5系統の路線(総延長48キロメートル)で57両の車両が地元の人々や観光客を乗せて走っている。