ニェンチェンタンラ山脈をバックに走る青蔵鉄道 中国の鉄道風景

青蔵鉄道
ニェンチェンタンラ山脈をバックに走る青蔵鉄道 中国の鉄道風景

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世界最高所を走る鉄道

2006年7月に全通した青蔵鉄道は、中華人民共和国西部の青海省西寧とチベットのラサ(拉薩)を結ぶ総延長1956キロメートルの鉄道。沿線の平均海抜は約4500メートル、海抜4000メートル以上の延長が実に960キロメートルにも及ぶ、世界でも指折りの高所を走る鉄道として知られる。(「鉄道の世界最高地点」である海抜5,072メートルの唐古拉峠を越え、唐古拉峠そばにある海抜5068メートルの「唐古拉駅」が「世界一高い場所にある鉄道駅」として記録されている。)

高所であるがゆえに空気が薄く、また凍土が広がっている箇所が多いことから季節ごとに凍結と融解を繰り返す為、工事は難航したといい、建設費は4500億円を計上したと伝えられる。海抜5000メートル地帯を走るため、高山病の危険があるので、列車には医師と看護師が同乗している。

主な始発駅(終着駅)は北京西、上海、広州、成都などで、北京西駅からだと所要時間42時間20分、走行距離3,757キロメートルを走破してラサに到着する。